ラスカーラ・オペラ協会
Basso
バス
岩本 貴文
Takafumi Iwamoto
熊本県立熊本工業高等学校工業化学科卒業
国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業
第28回熊本新人演奏会出演
二期会オペラスタジオ 第36期マスタークラス修了
大島 俊治、岩津 範和、久岡 昇、太田 実、
イタリアに於いて、アデリーナ・カンビ、カルロ・メリチャーニ、
マウロ・アウグスティーニの各氏に師事
大学卒業直後から東京において演奏活動を始める。
藤原歌劇団、東京二期会、東京オペラシンガーズなどのプロ合唱団員として
50演目を超えるオペラや主要な演奏会に出演、貴重な経験を得る。
リリカ・イタリアーナ・オペラ公演 オペラ「ラ・ボエーム」のショナール役に抜擢され、
現在ミラノ・スカラ座やウィーン国立歌劇場などの歌劇場で活躍中の
指揮者レナート・パルンボ氏と共演し、オペラデビュー。
横浜交響楽団第481回定期演奏会では「カルメン」のダンカイロ役、
東京シティオペラ「愛の妙薬」ではドゥルカマーラ役など軽妙な役も演じ、
更にレパートリーを広げる。
また、宗教曲からミュージカルといった分野にも進出し、幅広く活動する。
1995年、発声の完成を目指し、イタリア・ミラノ市に渡る。
アデリーナ・カンビ、カルロ・メリチャーニの各氏に師事。
その間ミラノを中心に多数のオペラやコンサートに出演。
オペラ「トスカ」のスカルピア役と「フィガロの結婚」の伯爵役をミラノ • キオストロ劇場 (以下ミラノ市)、「愛の妙薬」のドゥルカマーラ役と「ラ・ボエーム」のショナール役をカーザ・デッラ・ノーテ ホール、「ラ・ボエーム」のマルチェッロ役と「愛の妙薬」のベルコーレ役、「椿姫」のジェルモン役をミラノ日本人学校にて歌いながら、勉強を続ける。
その他ミラノ • グレーコ劇場制作オペラ (グレーコ劇場)「カルメン」のエスカミーリオ役、「カヴァッレリア・ルスティカーナ」のアルフィオ役、それに、ミラノ・フェリックスオペラカンパニー主催 (サン・クリストーフォロ劇場)「スザンナの秘密」のジル伯爵役などを歌い、いずれも好評を博す。
また、ボランティア活動にも積極的に参加し、ミラノ・トゥリヴルツィオ総合病院や
ガララーテ市の老人大学主催コンサートなどにも数多く出演する。
2002年、マリオ・デル・モナコ氏の弟子であるマウロ・アウグスティーニ氏に師事し、
バス歌手としての資質を指摘されバスに転向。
2003年、故郷熊本に帰国。現在熊本を拠点に演奏活動を行う。
熊本での主な演奏会では、６回のソロリサイタルに加え、熊本音楽院主催 G. マーラー 交響曲第８番、熊本大学合唱団第60回定期演奏会、J. S. バッハ「ロ短調ミサ」のバス• ソロを共演。
また、熊本オペラ芸術協会公演「魔笛」ザラストロ役とパパゲーノ役、テアトロ•リリカ熊本公演「ラ•ボエーム」コッリーネ役、同公演「カルメン」エスカミーリオ役にて出演。
また、熊本城築城400年記念オペラ「南風吹けば楠若葉」に森本右近太夫役にて出演。
第16回熊本県高校総合文化祭ゲスト出演、 熊本県警察音楽隊定期演奏会ゲスト出演等、地域と密接な関係を築いている。
北九州シティオペラ公演 (九州厚生年金会館グランドホール)「リゴレット」スパラフチーレ役と「アイーダ」ラムフィス役を好演。
九州交響楽団とは九州サマーフェスティバル「トゥーランドット」ハイライト演奏会形式でのティムール役、ベートーヴェン「第九」、デュルフレ「レクイエム」のバスソロで共演した。
また、2010年5月には、イタリア•ローマのイタリア劇場に於いて
「トスカ」アンジェロッティ役を好演。
首都圏では、首都オペラ公演 (神奈川県民ホール)「魔弾の射手」隠者役で好評を博し、その後、「運命の力」グアルディアーノ神父役、「ドン•カルロ」宗教裁判長役、同25周年記念公演では A.トマの「アムレット」前王の亡霊役を好演。
第６回LIP presents OPERA (足立区教育委員会共催、シアターセンジュ)「蝶々夫人」のボンゾ役、千葉県君津市民文化ホール主催「カルメン」スニガ役、第27回日生劇場公演 (日生劇場)「利口な女狐の物語」神父役、東京二期会公演 (東京文化会館) 「ダフネ(日本初演)」第４の羊飼い、「魔笛」 (新国立劇場オペラ劇場) 武士２役等を好演する。
また、東京国際芸術協会主催W. A. モーツァルト「レクイエム」のバス • ソロや二期会週間出演 (サントリーホール小ホール)など幅広く活躍している。
東宝•ホリプロ•フジテレビ主催、鹿賀丈史の「シラノ(初演)」35公演で、
ミュージカルデビューも果たした。
現在、熊本県文化懇話会会員 平成音楽大学講師 熊本オペラ芸術協会会員
熊日生涯学習プラザ「オペラを歌う」講座講師
ヴィーブル合唱団常任指揮者
ラスカーラ・オペラ協会代表
